edgeメンタリングレポート①
「誰の課題を解決するのか」を見つめ直す
edgeでは、プレイヤーとメンターが個別にメンタリングを重ねながら、合宿でのプレゼンに向けてプランを磨いています。
今回は、そのやりとりから印象に残った場面をご紹介します。

プランを整理する時間
この日のメンタリングでは、まず現状の活動やこれまでの取り組みを整理するところから始まりました。活動を続ける中で見えてきた課題は、「社会的な理解がまだ不足していること」や「支援につながる資源が少ないこと」。
そこで改めて「自分たちは何を解決したいのか?」という根本的な問いが投げかけられ、プランの軸を見直す時間となりました。
メンタリングで生まれた視点
議論の中では、いくつかの方向性が見えてきました。
- ターゲットを明確にする:誰のどんな課題を解決するのかを、合宿までに言語化する。
- 手段と目的を区別する:日々の活動や発信はあくまで「手段」。本質は「解決したい課題をどう前進させるか」。
- 仲間を巻き込む仕組み:企業、専門家、支援者といった多様な立場の人をどう仲間にするか。
「やりたいことが広がるほど、プランがぼやけやすい。だからこそ、どの層にアプローチするのかをはっきりさせることが大事だ」というメンターの言葉が印象的でした。
edgeらしい問いの深まり
このメンタリングの時間を通して、「誰に」「どの場面で」「どんなサポートで」力を発揮できるのかを具体化することの重要性が浮かび上がりました。
edgeのメンタリングは、活動の紹介や現状報告にとどまらず、「目的は何か」「何を本当に解決したいのか」を徹底的に問い直します。その過程で、プレイヤー自身の考えが整理され、新しい方向性が見えてくるのです。
来年度の参加を考える方へ
「自分のプランを誰にどう届けるのか」──その問いを一緒に掘り下げてくれるのがedgeのメンタリングです。計画を整えるだけでなく、迷いや葛藤ごと持ち寄れるのも、この場ならではの価値。
今年度のプレイヤーたちは、合宿でさらにプランを深めていきます。来年度の参加を考えている方も、ぜひこの対話の濃さを体感してほしいと思います。