コンペのプログラムと審査のポイントを解説します
審査のポイント:何が評価されるのか?
edge2025では、あなたのビジネスプランが「社会を変える力を持っているか」「実現できるか」「人を巻き込めるか」「あなた自身が起業家として魅力的か」という観点から、段階的に審査されていきます。審査は全部で4段階。それぞれの審査で見られるポイントと、あなたが意識すべきことを紹介します。

第一次審査(書類選考)
まずは、あなたのプランを文章で伝えるところから始まります。
審査員が見るのは、あなたの「問いの立て方」と「解決の仕方」。社会課題の本質をどう捉えているか、その原因をどう分析しているか。そして、それをどうビジネスで解決しようとしているか。ここでは、プランの完成度よりも、あなたの視点や思考の深さが問われます。
評価ポイント:
- 社会課題の本質を捉えているか
- 課題の原因を分析できているか
- 解決策が論理的につながっているか
- あなた自身の思いや背景が伝わっているか
第二次審査(リモートプレゼン)
書類選考を通過した方は、オンラインでのプレゼンに進みます。
ここでは、あなたの言葉でプランを語る力が試されます。審査員は、あなたの語りから「この人は本当に現場を見ているか」「この課題に本気で向き合っているか」を感じ取ります。資料の完成度よりも、あなたの語りの熱量と、聞き手に伝える力が大切です。
評価ポイント:
- 社会課題とその原因を明確に語れているか
- 解決策が具体的で、実現可能性があるか
- あなた自身の思いや現場経験が伝わっているか
- 聞き手に「応援したい」と思わせる語りになっているか
第三次審査(セミファイナル・対面プレゼン)
ここからは、対面でのプレゼンです。
審査員との距離が近くなる分、あなたの人柄や現場感がよりダイレクトに伝わります。プレゼン後には質疑応答もあり、プランの深掘りや、あなた自身の考え方が問われます。ここでは、プランの「社会変革性」「実現可能性」「共感性」「起業家性」の4つの観点で審査されます。
評価ポイント:
- 社会課題とその原因、解決策、目指す未来が一貫して語られているか
- 実現に向けた具体的なアクションや見通しがあるか
- 支援者や協力者を巻き込む力があるか
- あなた自身が人を動かす魅力を持っているか

最終審査(ファイナル・公開プレゼン)
いよいよ、あなたのプランが社会に向けて羽ばたく瞬間です。
edge2025の最終審査は、公開プレゼン形式で行われます。これまでの伴走期間で磨き上げてきたあなたのビジネスプランを、審査員や観客の前でプレゼンする場です。
この場で審査員たちは、初めてあなたのプランに触れます。だからこそ、セミファイナルと同様に、以下のポイントを簡潔に、明確に語ってください:
- あなたが取り組む社会課題とその原因
- その課題に取り組む背景や思い
- 課題原因を解決するためのビジネスの仕組み
- 解決後に目指す未来の社会像
あなたの言葉で、あなたの現場で生まれたリアルな課題と、そこから立ち上がった挑戦を伝えてください。聞き手が「その世界を一緒に見てみたい」と思えるような語りが、共感と応援を生み出します。

最終審査の観点:
審査観点 | 内容 |
社会変革性 | ビジネスを通して社会にインパクトが与えられるか? |
実現可能性 | ビジネスとして実現できそうか?継続性・拡張性の見通しは? |
共感性 | 多くの支援者や協力者を巻き込めているか?社会との共鳴が生まれているか? |
起業家性 | 起業家としての資質や魅力があるか?人を動かす力、未来を描く力があるか? |
この審査を経て、1組が「最優秀賞」に選ばれます。
でも、賞以上に大切なのは、あなたの声が社会に届くこと。
このプレゼンが、あなたのビジネスの第一歩になることを、私たちは願っています。