edgeは、ただのビジネスコンペじゃない― 藪中さんが語る、成長の舞台としての魅力 ―

今回は、edge2021の最優秀プレイヤーでもあり、現在はメンターとしてもedgeに参加をされている藪中さんにお話を聞きました。

edgeのコンペには、他のビジネスコンペとは違う特徴がある

一番大きいのは、評価の視点です。普通のコンペは、完成したアイデアや事業計画を持ってきて、それを審査員が点数で評価する、という形が多い。でもedgeは違います。スタート段階のアイデアから始まり、試行錯誤して最終段階に至るまでの“成長プロセス”そのものを評価してくれるんです。だからこそ、未完成でも挑戦できるし、変化や学びの積み重ねがちゃんと価値として認められます。

メンタリングの質について

はい。これも特筆すべき点ですね。通常、経験豊富な企業経験者や専門家からのメンタリングを受けようとすると、数十万円はかかります。それがedgeでは無償で提供されるんです。しかも、一人のメンターだけでなく、異なる視点を持った複数のメンターからアドバイスがもらえる。これはなかなか他では得られない経験です。

参加してみて、ご自身の考え方に変化はありましたか?

大きく変わりました。最初はどうしても“自分の事業モデル”にこだわっていたんですが、edgeでの学びを通じて“社会課題の解決”を起点に考えるようになったんです。つまり、課題ありきの発想に切り替わった。それによって、事業の方向性やプレゼンの内容も自然と変わっていきました。

参加は一度きりではなかった

はい。私は2~3年にわたって何度も参加しました。そのたびに新しい学びや発見があり、成長を実感できる。毎年、新しい事業モデルを考え直す柔軟性も身につきました。だから、edgeは一回の挑戦で終わらせるのはもったいない。
続けてこそ、その真価が見えてくる場だと思います。